納豆キナーゼの作用機序と具体的な効果

大豆を発酵して製造している納豆は、平安時代の書物に名前が記されており、1,000年以上の歴史を持つ健康食品です。タンパク質をはじめとして、ビタミンやミネラルといった豊富な栄養素を含有しているので、美容や健康に様々な効果を期待できるということから現在でも多くの人に愛用されています。

納豆キナーゼは、名前が示しているように納豆のネバネバ成分から抽出したタンパク質分解酵素です。この成分には、高血圧の改善や血栓を溶解する効果があると考えられており、サプリメントの主成分として使用されるケースが増加しています。

ちなみナットウキナーゼ 効果として、、納豆キナーゼの作用機序は、アンジオテンシン(angiotensin)という生理活性物質を血圧上昇作用を持つアンジオテンシンⅡに変換するACEという酵素の活性を阻害するというもので、これにより高血圧が改善されるという結果につながります。

一方、血栓を溶解するのは、ウロキナーゼ(Urokinase)の前駆体プロウロキナーゼ(pro‐urokinase)を活性化する作用と血栓溶解酵素プラスミン(plasmin)を作り出す組織Plasminogen activatorの分量を増大させるという作用によるものです。

なお、このように多様な作用を発揮する一方で、各種の安全性試験をクリアしており、身体に悪影響を及ぼすような危険はないことが判明しています。つまり、色々な健康効果を得られる一方で、副作用の危険はないということです。